ご縁の繋がり
10/3 ご縁で結ぶ ”神戸・倉敷・益田”
2005年3月 倉敷在住の女性、有井さんがNOBUのディナーにご来店
なんと翌日のランチにも、こんどはお一人でご来店
後日、心温まるお手紙を有井さんから頂く
（その間に、NOBUは火災で全焼。有井さんは火災の事はまだ知らず）
真っ暗な絶望感に、明日への勇気をくれた手紙
涙が溢れた
”料理人になってよかった”
”お店を開いてよかった”
”また同じ場所で、料理を作りたい”
心の底から思った
その後交流が始まり、ラジオ出演の依頼を受ける
有井さんはFMくらしきにて毎週金曜日、食育をテーマにお話をされている
自分には無理だ、絶対に断ろうと思っていたが
僕の好きな中村文昭氏の言葉
「頼まれごとは、試されごと」
が頭をよぎる
ラジオ出演決定！
出来は→緊張しまくり、かみまくりで撃沈（笑）
その番組のパーソナリティーがなんと
NOBUのブログにもよく登場している朝田さん（やもりんさん）
朝田さんとのご縁が生まれる
聞けば、やもりんさんはWeddingのお仕事もされているとの事
ちょうどその頃、NOBUは本格的にレストランウェディングをスタート
しかし、肝心の司会者が不在
緊張MAXでやもりんさんにTEL
（遠い倉敷からこんな田舎まで来てくれるだろうか？無茶なお願いでは？失礼では？）
やもりんさん快諾
今では、新郎新婦さんの方から
「司会はやもりんさんでお願いしたいのですが」
と言われるくらい、NOBUのWeddingnには欠かせない存在、大きな力
ある日、やもりんさんとの食事中に
神戸在住の幸さんのお話しを聞く
彼女の、前向きな生き方・姿勢に感動、脱帽
こんど岡山で作品展を開くとの事
何かお手伝いがしたい、自分に出来る事は？
幸さん、スタッフさんの食事を岡山に真空パックで郵送
幸さんとのご縁が生まれる
２０１０年10月2日 幸さんご来店
お食事だけの予定であったが
せっかくなので、作品も一緒にとお願いし
NOBUでの作品展が実現
準備をしてくださったのは
有井さんと朝田さん
5年半前のたまたまの食事がNOBUではなく、違うお店だったら
遠い倉敷をこんなにも近くに感じることはなかった
もちろん、朝田さん幸さんと出逢うこともなく
昨日のイベントも存在しない
本当に人のご縁は、不思議であり、おもしろくもあり、ありがたい
＜おまけ＞
お店の厨房に幸さんの作品がぶら下がっている
正直、深夜ひとりで仕事をしていると
何度も心が折れそうになる
そんな時、幸さんの作品が目に入る
幸さんの一生懸命な姿が目に浮かぶ
”まだまだ頑張れる、負けられない”
やる気がわいてくる
彼女が語らなくとも
彼女の作品が語る
ひとつひとつの作品に彼女の想いが詰まっている証だ
僕もいつかそんな料理を作りたい
見た目がどうだ、味がどうだ、ではない
心に響く料理を
もっと、もっと人として成長せねば
まずはそこから・・・・・
ちょっと長すぎましたね（笑）
最後までお読み頂きありがとうございます！
